残される者、遺された者が すべきこと

身近な存在を、失うかもしれないとき。失ってしまったとき。悲しみだけでは済まされない、いろいろな現実をお伝えできたらと思います。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

実際に相続放棄を決めたなら

実際に相続放棄をしようと 決めた場合、その手続きを行うのは 家庭裁判所です。家庭裁判所は全国にたくさんあり 問い合わせ等には、どこの裁判所でも 応じてもらえますが 実際に申立をするのは 亡くなった人が、最後に住民票を 置いていた場所を 管轄する家…

相続を放棄するという選択

相続をする場合、 資産をいただくのと同時に、 借入などの負債がある場合には それもあわせて 引き継がなくては ならないのです。亡くなった人が たくさん借金を抱えているなど 明らかに資産よりも 負債が大きいと わかっている場合、 相続を放棄するという…

相続に関する3種類のこと

自分が、 相続をしなければならない 局面に立ったとき、 3つの選択をすることができます。 (以下、裁判所サイトより引用) ーーーーー 相続が開始した場合,相続人は次の三つのうちのいずれかを選択できます。1 相続人が被相続人(亡くなった方)の土地の所有…

銀行の諸手続き(その2)【必要となる書類など】

相続手続きの際に銀行から求められる書類は、 自分がおかれている相続の順位や、 家族構成などによって変わってきます。ほとんどの場合に必要となるものは、・【自分の身分を証明するもの】(運転免許証など)・【亡くなった人の除籍謄本(全部事項証明)】・【…

口座凍結前に預金は下ろしていいのか

いよいよお別れのときが 近づいてきてしまったとき、 現実的な問題として まとまった資金が必要になります。そこで、 「死亡日直前」、あるいは 「死亡日直後」に 故人の預金を引き出して良いのか? という疑問が発生します。実状として、 金融機関が口座を…

銀行の諸手続き(その1)【まずは連絡を】

相続の中でも代表的な手続きである 銀行などの、預金口座の相続。 口座名義人の死亡が判明すると、 その口座は凍結されます。 いわゆる、 「止められて、 下ろせなくなってしまった」 という状態です。 この状態を解除するために、 銀行や信用金庫などの金融…